外務省・新着情報
令和4年10月6日
10月6日、山田賢司外務副大臣は、ルラマ・スマッツ・ンゴニャマ駐日南アフリカ共和国大使（H.E. Mr. Lulama Smuts NGONYAMA, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Republic of South Africa to Japan）による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、山田副大臣は、先月実施された故安倍晋三国葬儀参列のため、南アフリカからリンディウェ・ノンセバ・シスル南アフリカ共和国観光大臣（Hon. Ms. Lindiwe Nonceba SISULU, Minister of Tourism of the Republic of South Africa）に訪日いただいたことに感謝を述べた上で、翌週に予定されている第13回日・南アパートナーシップ・フォーラムの機会も活用しつつ、日・南ア協力関係の一層の強化に向け連携していきたい旨述べました。これに対し、ンゴニャマ大使から、第13回日・南ア・パートナーシップ・フォーラムで、様々な分野について二国間で議論を行い、協力関係の深化・具体化に繋げていきたい旨述べました。
- また、山田副大臣から、8月末のTICAD8で表明した「アフリカ・グリーン成長イニシアティブ」のフォローアップも通じ、水素等の再生可能エネルギーの潜在力が高い貴国との協力を深化させたい旨述べました。これに対し、ンゴニャマ大使から、南アフリカには既に160社にのぼる日系企業が進出しており、各国から更なる投資を誘致できるように南アフリカ政府も国内のビジネス環境整備に取り組んでいるところ、二国間貿易・投資関係のさらなる発展のため、引き続き連携していきたい旨述べました。
- 両者は、ウクライナ情勢やアフリカの食料安全保障問題についても協議し、国際社会で連携して対応していくことの重要性を確認しました。