外務省・新着情報

令和4年9月30日

 10月5日、吉川ゆうみ外務大臣政務官は、京都府けいはんなプラザにおいて開催される第22回日本・スペイン・シンポジウムに出席します。

  1. 同シンポジウムでは、日本側座長を佐藤義雄・住友生命保険相互会社特別顧問、スペイン側座長をジュゼップ・ピケ・イ・カンプス・西日財団理事長(元外務大臣)(Dr. Josep PIQUÉ i Camps, President of the Spain-Japan Council Foundation)が務め、日本とスペイン王国の両国政府、経済界、学術・研究機関等の多数の関係者の間で日・スペイン間の協力の在り方について議論が行われます。吉川大臣政務官はその開会セッションで挨拶を行うほか、関係者の出席を得て昼食会を主催する予定です。
  2. 今回のシンポジウムでは、「国際秩序の転換期における日本・スペイン関係」をテーマに6つのセッションを設け、基調講演及びパネル・ディスカッションを実施予定です。
  • (1)国際的な新たな地政学的環境:明日の世界における日本とスペイン
  • (2)経済安全保障:不確実性の中でのバリューチェーンの強化
  • (3)今後の経済におけるビジネス協力
  • (4)言語の果たす役割:スペインにおける日本語、日本語におけるスペイン語
  • (5)観光:両国におけるコロナ後を見据えた観光振興
  • (6)食:相互理解の促進を後押しする両国の食文化とそのインパクト

[参考]日本・スペイン・シンポジウム
 1994年の天皇皇后両陛下のスペイン御訪問を契機に、両国の相 互理解の促進及び協力関係の強化を目的に提案された賢人会議。原則として毎年1回、日本とスペインで交互に開催し、幅広い分野について討議することを通じて、日・スペイン間の相互理解、知的交流を深め、両国の協力関係の緊密化の方途を探ることを目的としている。


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