外務省・新着情報

令和4年9月22日
PBP外相会合の会場全体の様子
PBP外相会合に臨む、林大臣の様子

 現地時間9月22日午後4時(日本時間23日午前5時)から約75分間、米国・ニューヨークにおいて「ブルーパシフィックにおけるパートナー(Partners in the Blue Pacific:PBP)」外相会合が開催されました。今次会合には、PBP側から、第77回国連総会に出席するため現地訪問中の林芳正外務大臣のほか、豪州、ニュージーランド、英国、米国、ドイツ、カナダの外相等、また、バイニマラマ・フィジー共和国首相兼外相(太平洋諸島フォーラム(Pacific Islands Forum:PIF)現議長)(Hon. Rear Admiral (Retired) Josaia Voreqe BAINIMARAMA, Prime Minister and Minister for Foreign Affairs of the Republic of Fiji)を始めとする太平洋島嶼国・地域の代表が出席しました。会合後には共同声明が発出されました。

  1. 初の外相レベルでの会合となった今次会合では、PBP側から、太平洋島嶼国地域が本年7月にとりまとめた「ブルーパシフィック大陸のための2050年戦略」を支えていくこと、地域主義、透明性、説明責任等の共通原則の下、太平洋島嶼国との緊密な対話を進めつつ協力を行うことを強調しました。
  2. その上で林大臣からは、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、太平洋島嶼国地域から高い評価を受けている太平洋・島サミット等の我が国の取組に触れた上で、PBPにおいては、気候変動等において、太平洋島嶼国による地域の取組を支えていきたい旨述べました。
  3. 太平洋島嶼国・地域代表からは、PBPによる緊密な対話と協力の意向に対し、歓迎の意が示され、今後の具体的な協力について期待が表明されました。

[参考]別添PDF


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