外務省・新着情報

令和4年9月22日
林大臣、ブリンケン長官、および朴長官による集合写真
テーブルにつき、会談を行う、林大臣、ブリンケン長官、および朴長官の様子

 現地時間9月22日(木曜日)午後2時頃(日本時間23日(金曜日)午前3時頃)から約50分間、国連総会に出席するため米国(ニューヨーク)を訪問中の林芳正外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)及び朴振韓国外交部長官(H.E. Park Jin, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Korea)との間で、日米韓外相会合を行ったところ、概要は以下のとおりです。
 なお、会合終了後、日米韓外相共同声明(仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)が発出されました。

  1. 会合では、昨今の日米韓連携の進展を歓迎しつつ、外相間で、核実験を始め、北朝鮮による更なる挑発行為への対応や北朝鮮の完全な非核化に向けた今後の対応についてすり合わせを行いました。
  2. その上で、三者は、日米同盟・米韓同盟の抑止力を高めるとともに、日米韓の安全保障協力を推進していくことで一致しました。また、国連安保理決議の完全な履行を確保するとともに、国連安保理での対応について引き続き連携していくことで一致しました。外交の重要性についても認識を共有し、この観点からも日米韓で一層緊密に連携していくことを確認しました。
  3. さらに、拉致問題について、林大臣から両長官の引き続きの理解と協力を求め、両長官から支持を得ました。
  4. また、三者は、日米韓協力の戦略的重要性を踏まえ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組や、経済安全保障といったグローバルな課題についても意見交換を行いました。
  5. 三者は、今後とも、日米韓の連携を重層的に進めていくことで一致しました。

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