外務省・新着情報

令和4年9月22日
正面を向き、笑顔で握手を交わす、林大臣とフランサ大臣の様子
着席し、会談を行う、林大臣とフランサ大臣の様子

 現地時間9月22日、午後1時15分(日本時間23日午前2時15分)から約30分間、国連総会出席のために米国・ニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、カルロス・フランサ・ブラジル連邦共和国外務大臣(H.E. Mr. Carlos França, Minister of Foreign Affairs of the Federative Republic of Brazil)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、初めて対面で会談できることを嬉しく思うと述べた上で、9月7日のブラジル独立200周年への祝意を伝達しました。
  2. また、林大臣から、現下の厳しい国際情勢の中、基本的価値を共有する「戦略的グローバル・パートナー」であるブラジルと連携していきたい旨述べるとともに、200万人を超える日系社会を介した特別な絆も大切にしたい旨述べ、フランサ大臣から賛意が示されました。
  3. 両外相は、国際秩序が揺らぎ、法の支配の徹底が重要となる中、来年共に安保理非常任理事国を務める日本とブラジルが、安保理改革を含む国連全体の機能強化に関し連携していくことを確認しました。
  4. 両外相は、二国間協力及び、国際場裡における協力等について議論し、日伯経済関係には大きなポテンシャルがあり、5Gや脱炭素に向けた取組など様々な分野における協力のあり方について議論していくことで一致しました。また、両外相は、核・ミサイル問題や拉致問題を始めとする北朝鮮への対応を含む地域情勢についても引き続き連携していくことを確認しました。

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