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令和4年9月21日
日・イラン首脳会談の様子 セイエド・エブラヒーム・ライースィ・イラン・イスラム共和国大統領と握手する岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 現地時間9月21日、午後14時30分(日本時間22日午前3時30分)から約40分間、国連総会出席のためニューヨークを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、セイエド・エブラヒーム・ライースィ・イラン・イスラム共和国大統領(H.E. Ayatollah Seyyed Ebrahim RAISI, President of the Islamic Republic of Iran)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、安倍元総理大臣の逝去に対するライースィ大統領からの弔電に謝意を述べるとともに、長年にわたるイランとの伝統的友好関係の一層の強化に向けて協力していきたい旨述べました。これに対して、ライースィ大統領から、改めて弔意の表明があるとともに、日・イラン関係を様々な分野で拡大していきたい旨述べました。
  2. 両首脳は、イラン核合意をめぐる最新の情勢を踏まえ、率直な意見交換を行いました。岸田総理大臣から、日本として核合意を一貫して支持してきており、関係国による核合意への早期復帰を期待する旨述べました。両首脳は、引き続き緊密な意思疎通を継続していくことで一致しました。
  3. 双方はイエメンを含む中東地域情勢及びウクライナ情勢についても意見交換を行いました。
  4. また、岸田総理大臣から海上安全保障と航行の安全を確保することの重要性及び同分野での我が国の取組について述べた上で、意思疎通を継続していくことで一致しました。

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