外務省・新着情報

令和4年9月20日
正面を向き、記念撮影に応じる、林大臣とリパフスキー大臣の様子
テーブルにつき、会談を行う、林大臣とリパフスキー大臣の様子

 現地時間9月20日、午後3時15分(日本時間21日午前4時15分)から約30分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、ヤン・リパフスキー・チェコ共和国外務大臣(H.E. Mr. Jan LIPAVSKÝ, Minister of Foreign Affairs of the Czech Republic)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、ウクライナの近隣国として、チェコが果たしている多大なる貢献に敬意を表した上で、来年が日チェコ外交関係開設30周年の節目であることに触れつつ、基本的価値を共有する戦略的パートナーであり、現在EU議長国を務めるチェコと幅広い分野での協力を深化させたい旨述べました。
  2. 林大臣から、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、強く非難する旨述べるとともに、日本のウクライナ及び周辺国支援を説明しました。両外相は、引き続き、同志国が連携して対応していくことが必要であるとの認識で一致しました。
  3. このほか、双方は、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃を含む日EU経済関係、安保理改革を含む国連全体の機能強化といった地域及び国際社会の諸課題について意見交換を行い、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携を確認しました。

発信元サイトへ