我が国は、令和２年10月に2050年カーボンニュートラルの実現を宣言し、脱炭素社会の実現に向けて大きく舵を切りました。これを実現する具体的な道筋としてとりまとめた「地域脱炭素ロードマップ」（令和３年６月 国・地方脱炭素実現会議決定）では、「地域脱炭素は地域の成長戦略」ということを掲げています。つまり、脱炭素の主要なフィールドは地域であり、事業スキーム次第では地域課題の同時解決にもつながるものであり、そのためには地方公共団体・企業・住民といった地域のステークホルダーが主体的に脱炭素に向けて取り組むことが重要だと、環境省は考えています。

一方で、地方公共団体における脱炭素に関する人材や専門的知見の不足が課題として指摘されているとともに、特に民生部門・産業部門での脱炭素化は民間企業の取り組みにより達成することが不可欠であり、地方公共団体と経験・ノウハウ・知見を有する民間事業者との協働が大切です。企業にとっても、地方公共団体と連携しながら地域脱炭素を進めることによって、ESG経営への対応やビジネスチャンスの拡大など、企業価値を向上させることができます。

本イベントは、地域脱炭素に取組みたい地方公共団体と、脱炭素に関する豊富な経験等を有する民間事業者との間で人的ネットワークを構築し、地域脱炭素を推進していくことを目的として開催します。

詳細は以下のHPをご参照ください。
https://local-re-jinzai.env.go.jp/carbon-neutral-nw/
 

日時：令和４年11月28日（月）13:00～16:00
場所：ホテルメトロポリタンエドモント（東京都千代田区飯田橋３丁目10－８）
登壇地方公共団体：

地方公共団体	キーワード（順不同）	地方公共団体	キーワード（順不同）
北海道三笠市	水素製造・利活用、CO2地下固定	大阪府河内長野市	森林、河川、農業、地域資源を活用した脱炭素施策
北海道上士幌町	畜産バイオマス、メガソーラー、　マイクログリッド、ZEB化、地域通貨	大阪府八尾市	メタバース（オンラインゲーム）、VR、里山保全、森林吸収源
北海道釧路町	PPAモデル、自営線ネットワーク	兵庫県小野市	コンパクトシティ、EV（地域交通）、未利用水面の（ため池）利活用、レジリエンス、マイクログリッド
北海道滝上町	木質バイオマス、食品廃棄物系バイオガス利用、熱電併給装置	島根県雲南市	新技術導入、森林資源、生きものを育む農業×DX、畜産、小水力、物流、ごみゼロ、見える化で市民参加
北海道中富良野町	スマート農業、地域交通、太陽光発電	高知県北川村	小水力発電、ゆず産業、交流人口
神奈川県平塚市	波力発電、太陽光発電、船の電動化、ブルーカーボン、エネルギーマネジメントシステム、電力小売事業、バッテリーマネジメントシステム	佐賀県鹿島市	干潟発電、ブルーカーボン、ゼロカーボンパーク
神奈川県大和市	住宅の脱炭素改修、ZEH化、EV導入、市民や事業者へのPR手法	宮崎県都農町	熱電併給装置、木質チップ
岐阜県美濃加茂市	地域新電力、EV導入、バイオマス発電、脱炭素、太陽光発電、PPAモデル	鹿児島県薩摩川内市	サーキュラーパーク、廃棄物の再資源化、産学官金連携による研究開発、次世代産業育成
愛知県安城市	住宅の脱炭素改修、ZEB/ZEH化、スマート農業、資源循環	沖縄県糸満市	小規模バイオガス発電、マイクログリッド、ブルーカーボン、営農型太陽光発電、EVインフラ、ZEB/ZEH

本イベントへの参加を希望する企業は、以下のwebフォームのエントリーシートに必要事項を入力してお申し込みください。参加希望企業が多数の場合は、エントリーシートに記載いただいた内容に基づき、環境省及びイベント事務局において参加企業の選定を行いますので、あらかじめご承知おきください。

申込みフォームURL:
https://local-re-jinzai.env.go.jp/carbon-neutral-nw/contact/

「地域脱炭素ネットワーキング事務局」（株式会社ジェイアール東日本企画内）
〒150-8508 東京都渋谷区恵比寿南1丁目5番5号 JR恵比寿ビル
Ｅ-mail：carbon-neutral-nw@jeki.co.jp
Tel：03-5447-7790（平日10:00～17:00）