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令和4年8月9日

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、「科学技術指標2022」と「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2021)」を取りまとめました。
 
科学技術指標は、科学技術活動を客観的・定量的データに基づき体系的に把握するための基礎資料です。昨年から続いて日本の研究開発費、研究者数は主要国(日米独仏英中韓の7か国)中第3位、パテントファミリー数では世界第1位です。日本の論文数(分数カウント法)は世界第4位から第5位、注目度の高い論文数のうちTop10%補正論文数は第10位から第12位、Top1%補正論文数は第9位から第10位となりました。Top1%補正論文数では中国が初めて米国を上回り、世界第1位となりました。
 
NISTEP定点調査は、第6期科学技術・イノベーション基本計画期間中の科学技術やイノベーション創出の状況を把握することを目的とした第一線で研究開発に取り組む研究者や有識者を対象とした意識調査です。初年度調査では、学術研究・基礎研究及び研究時間等の研究において普遍的に重要な事項についての問題意識とともに、研究者を目指す若手人材・若手研究者の数が不足しているとの認識が示されました。他方、研究データの公開・活用や大学が自らの個性や特色を生かす取組については、相対的に高い評価が示されました。
 
報告書の詳細については、以下のリンクより御覧ください。
科学技術指標の公表資料(※文部科学省科学技術・学術政策研究所ホームページへのリンク)

NISTEP定点調査の公表資料(※文部科学省科学技術・学術政策研究所ホームページへのリンク)

お問合せ先

文部科学省科学技術・学術政策研究所 科学技術予測・政策基盤調査研究センター
神田、山下、伊神
電話番号:03-6733-4910(直通)
メールアドレス:kiban_common@nistep.go.jp

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