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令和4年8月6日
「プレ日ASEAN友好協力50周年セミナー」に出席する、林大臣の様子
「プレ日ASEAN友好協力50周年セミナー」で開会挨拶を行う、林大臣の様子
林大臣、およびプラック・ソコン大臣らによる、集合写真

 現時時間8月6日午後3時(日本時間午後5時)から約30分間、ASEAN関連外相会議のため訪問しているカンボジア・プノンペンにて、アジア・ビジョン研究所(AVI)により「プレ日ASEAN友好協力50周年セミナー」が開催され、林芳正外務大臣が出席したところ、概要は以下のとおりです。同セミナーには、プラック・ソコン・カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣(H.E. Mr. Prak Sokhonn, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and International Cooperation, Kingdom of Cambodia)も出席しました。

  1. 本セミナーは、来年(2023年)の日ASEAN友好協力50周年を念頭に、日ASEAN協力の軌跡と成果を振り返り、今後の日ASEAN協力の発展について意見交換を行うことを目的として開催されました。冒頭、故安倍元総理への黙祷が行われ、林大臣からの開会挨拶(和文(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)に続き、プラック・ソコン大臣からの挨拶が行われました。
  2. 林大臣からは、開会挨拶において、ASEAN議長国カンボジアの尽力の下、8月4日に開催された日ASEAN外相会議は強固な日ASEAN関係の象徴となった旨述べました。また、厳しさを増す国際情勢の中、主権や領土の一体性、法の支配といった主要な原則等を共有する、日本の戦略的パートナーであるASEANの重要性は増しており、日本として、ASEANの中心性を強く支持しつつ、日ASEAN関係を更に大きく飛躍させていく旨述べました。さらに、林大臣は、日ASEAN友好協力50周年という歴史的な節目である来年、ASEAN各国の首脳を迎えて日本で特別首脳会議を開催し、日ASEAN関係の将来のビジョンを打ち出したい旨述べました。また、この重要な年に向けた機運を高めるための布石として、50周年のオフィシャル・ロゴマークとキャッチフレーズ(注)を発表できたことは喜ばしい旨述べました。

 (注)「日本ASEAN友好協力50周年」ロゴマークとキャッチフレーズ
 令和4年8月4日、日ASEAN外相会議において日本とASEAN加盟国とでロゴマークとキャッチフレーズ「輝ける友情、輝ける機会(Golden Friendship, Golden Opportunities)」を共同発表。

[参考]アジア・ビジョン研究所(AVI)
 AVIは、国際関係や開発などの分野で研究と対外発信を行っているカンボジア王国の政府系シンクタンク。令和3年12月13日から16日、外務省はAVI関係者を対象として内外発信のための多層的ネットワーク構築事業を実施した。


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