外務省・新着情報

令和4年8月4日
日米豪閣僚級戦略対話の前に、記念撮影を行う林外務大臣の様子
  1. 現地時間8月4日午後7時45分(日本時間同日午後9時45分)から、ASEAN関連外相会議のためカンボジアを訪問中の林芳正外務大臣は、ブリンケン米国国務長官との間で立ち話を行いました。
  2. 林外務大臣からは、今回、中国の弾道ミサイルが排他的経済水域を含む我が国近海に落下したことは、我が国の安全保障及び国民の安全に関わる重大な問題であり、中国に対し、強く非難し、抗議を行った旨述べました。また、今般の中国側の行動は、国際社会の平和と安定に深刻な影響を与えるものであり、軍事訓練の即刻中止を求めた旨述べました。
  3. また、両外相は、中国による弾道ミサイル発射を強く非難し、地域の平和と安定のため、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しました。
  4. その直前に行われた日米豪閣僚級戦略対話(TSD)においても、日米豪の三閣僚から、中国の一連の軍事活動に対する深刻な懸念が表明され、地域の平和と安定のため、引き続き日米豪三か国の間で緊密に連携していくことで一致しました。
  5. さらに、TSDにおいては、三閣僚は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、日米豪を含む様々な同盟国・同志国の枠組みで協力を効果的に進めていくことで一致しました。その際、ASEANの一体性と中心性、そして「インド太平洋に関するASEANアウトルック」への支持、また、太平洋島嶼国及び太平洋諸島フォーラム(PIF)との協力の重要性を再確認しました。

 会合後、三閣僚による声明(英文(PDF)別ウィンドウで開く仮訳(PDF)別ウィンドウで開く)が発出されました。


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