復興庁・新着情報

西銘大臣記者会見録[令和4年8月2日]

令和4年8月2日(火)10:59~11:05 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 8月は「北方領土返還運動全国強調月間」です。全国で返還運動が特に積極的に展開されます。感染症対策を講じながら、あるいはオンラインを活用しながら、各種行事を行う予定の地域も数多くあります。全国各地の関連行事の一覧を、内閣府北方対策本部のホームページに掲載しています。

 現在、標語・キャッチコピーやポスター、スピーチコンテストの作品募集も行われています。北方領土問題対策協会のホームページでは、アニメや自由研究に使える教材も用意しています。夏休み中の小中学生、高校生の皆さんにも、これを機会に北方領土問題について学んでいただきたいと思います。

 私からは冒頭以上です。

 

2.質疑応答

(問)冒頭と関係のないことで恐縮なんですけれども、旧統一教会の問題についてお尋ねしたいんですけれども、大臣御自身の教団との関係ですとか、接点について、有無など教えていただければと思います。

(答)私の基本的な考え方といいますか、政治活動、選挙も11回ぐらい戦ってきておりますが、基本的に多くの個人、あるいは企業、団体と接しております。また選挙において、応援してくれる方には感謝の気持ちで接しているところであります。常識の範囲で対応しているところであります。その上で、個別に私の事務所にも問合せをいただいておりますが、御指摘の団体からの献金、あるいは主催のイベント等への出席、選挙中にスタッフとして協力を得たことはないものと認識をしております。

 以上です。

 

(問)関連で重ねて恐縮なんですけれども、別の自民党の議員ですとか、あと閣僚ですとかは、旧教団側と接点を持たれていることが次々と明るみに出てきておりますけれども、それについては、どういった御認識をお持ちでしょうか。

(答)それぞれの先生方が説明をしてくれるものと、考えております。一般論としましては、そういう違法行為があった団体と分かった時点で、距離を取るものであろうというふうに考えております。基本的に、個人、団体、応援してくれる人には、政治家はありがとうという形で接触をするのが第一歩だと思いますので、その後、違法行為があったり、反社会的な行動があったりすると分かった時点で、距離を取るのかなというふうに一般論として考えております。

 

(問)先週のことで恐縮なんですけど、宮城県と岩手県に視察行かれましたよね。それで、岩手と宮城は、ハード面での復興というのは、ほぼ完了していると思うんですけど、大臣、視察して、実際住民の声なんかを聞いて、これからもっと必要になる支援というのは、どういったことかというのをお感じになったか伺えたらと思います。

(答)宮城県と岩手県で私の印象に残っているのは、心のケアの課題はまだまだ少し時間がかかるなと、地元の声を聞いてもそういうふうな感じ方をしておりますし、もう一点は、ALPS処理水に対する風評への心配は丁寧に、また私ども復興庁も政府一丸となって、しっかり取り組んでいかなければならない課題だなということを、認識をしております。ハード面の整備は確かに整ってきたと思いますが、心のケアの問題、あるいはALPS処理水の海洋放出に対する不安といいますか、その辺の声は、宮城県、岩手県、先週の視察でも感じたところでありますので、しっかりと取り組んでいかなければならないと感じております。

(以  上)

    発信元サイトへ