国交省・新着情報

令和3年度完成工事の9割以上で週休2日を達成!
~営繕工事における「週休2日促進工事」の取組状況を公表します~

令和4年7月14日

国土交通省では、週休2日に取り組む営繕工事を対象にモニタリングを実施しています。
そのうち、令和3年度に完成した工事では9割以上で週休2日を達成し、前年度より高い達成率となりました。受注者へのアンケート結果等を踏まえて、発注者の対応について引き続き必要な改善を図るとともに、週休2日の取り組みを一層推進してまいります。

 
1 背景
 営繕工事においては、政府の「働き方改革実行計画」に示された方針などに基づき、平成29年度から週休2日の確保に取り組むとともに、
工事のモニタリングを実施して、その阻害要因の把握と改善方策の検討を進めています。平成30年度からは、新たに労務費補正等の試行を行う
「週休2日促進工事」を導入して取り組みの拡大を図りつつ、継続してモニタリングを実施しています。
 今般、モニタリングの一環として行った週休2日の達成要因等に関するアンケートについて、令和3年度に完成した週休2日促進工事のアンケート結果をとりまとめました。
 なお、令和3年度からは、新築工事を原則発注者指定としています。
 
2 アンケート結果の概要
○令和3年度に完成した対象工事175件のうち159件(90.9%)で週休2日を達成しました。前年度(78.9%)と比べて12.0ポイント増加しています。
週休2日を達成できた要因としては「受発注者間で円滑な協議が実施されたため」「適正な工期設定がなされたため」
 が多く挙げられています。
週休2日を達成できなかった要因としては「施工中の不確定要素による遅延」 「執務並行改修で、施工上の制約が大きいため」「前工程の遅れのため」
 が多く挙げられています。
○アンケート結果等を踏まえて、発注者の対応について引き続き必要な改善を図るとともに、 週休2日の取り組みを一層推進してまいります。

(アンケート結果等を踏まえた主な対応)
・施工中の不確定要素により施工条件が変更となった場合は、協議のうえ工期の変更等の必要な対応を行う。
・令和4年4月から、原則発注者指定による週休2日の対象に大規模な改修等工事を追加するなど、一層の推進に取り組んでいるところ、
 発注者指定とする対象工事のさらなる拡大を図る。

(アンケート結果の詳細は別紙をご覧ください。)

添付資料

報道発表資料(PDF形式:649KB)


お問い合わせ先

国土交通省大臣官房官庁営繕部計画課 小泉、山中
TEL:03-5253-8111
(内線23223、23226) 直通 03-5253-8234 FAX:03-5253-1542

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