外務省・新着情報

令和4年6月20日
  1. 今般、東シナ海の日中の地理的中間線の西側において、本年5月に構造物の設置に向けた動きが確認されていた地点に、海上自衛隊が掘削機材等の設置を確認しました。分析の結果、海洋プラットフォームの設置が完了したことが確認されました。
  2. 東シナ海の排他的経済水域及び大陸棚の境界が未だ画定していない状況において、日本側からの度重なる抗議にもかかわらず、中国側が同海域において一方的な開発を進めていることは極めて遺憾であり、直ちに船越健裕アジア大洋州局長から楊宇・在京中国大次席公使に対し、強く抗議するとともに東シナ海資源開発に関する日中間の協力に関する「2008年合意」の実施に関する交渉再開に早期に応ずるよう改めて強く求めました。
[参考]中国による東シナ海での一方的資源開発の現状

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