外務省・新着情報
令和4年6月6日
6月6日午後6時30分から約1時間30分、飯倉公館において、小田原潔外務副大臣は、訪日中のスルターン・アル・ジャーベル・アラブ首長国連邦（UAE）産業・先端技術大臣兼日本担当特使兼アブダビ国営石油会社（ADNOC）CEO（H.E. Dr. Sultan Al Jaber, Minister of Industry and Advanced Technology, Special Envoy to Japan, CEO of Abu Dhabi National Oil Company）と、夕食を交えて会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、小田原副大臣から、ハリーファ大統領の薨去に対しての弔意を述べ、故ハリーファ大統領との間で築いた基礎の上に、ムハンマド新大統領と緊密に連携し、両国の友好関係を更に発展させていきたい旨を述べました。これに対し、ジャーベル大臣から、謝意を表明するとともに、日本との関係を一層強化していきたい旨述べました。
- 小田原副大臣から、本年の外交関係樹立50周年の機会を捉えて、「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ（CSPI）」の下、引き続き様々な分野での協力を一層推進したい旨述べました。これに対し、ジャーベル大臣から、日本とUAEの戦略的パートナーシップは強固であり、緊密に連携したい旨述べました。双方は、気候変動及び二国間クレジット制度（Joint Crediting Mechanism, JCM）における協力や国際場裡における協力についても意見交換しました。
- また、双方は、ウクライナ情勢やイエメンを始めとする中東情勢についても意見交換を行い、引き続き連携していくことを確認しました。