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2022年5月25日

地域の資源や特性を活かした新事業・新産業の創出につながる優秀な取組を表彰する「第11回地域産業支援プログラム表彰」(イノベーションネットアワード2022)の受賞事業・受賞者が決定しました。経済産業大臣賞は、公益財団法人川崎市産業振興財団の「シックケア社会からスマートライフケア社会への変革を目指す COINSの『体内病院』プロジェクト」に決定しました。

1.「地域産業支援プログラム表彰」について

「地域産業支援プログラム表彰」は、地域産業の振興・活性化を促進することを目的に、地域特性に応じて、新事業・新産業を創出するための地域産業支援に係る優れた取組(地域産業支援プログラム)を表彰するものとして、一般財団法人日本立地センター及び全国イノベーション推進機関ネットワーク(※1)により、平成23年度に創設され、今年で11回目となります。平成28年度からは、地域産業の創出等の活動を主導し、地域の活性化に成果を挙げている個人への表彰も開始されました。

2.受賞事業・受賞者の審査・選考について

「第11回地域産業支援プログラム表彰」では、地域産業支援プログラム49件、全国イノベーション推進機関ネットワーク堀場雅夫賞(個人賞)の対象として、地域産業支援者10件の応募がありました。
審査・選考は、表彰事業の実施者である一般財団法人日本立地センター及び全国イノベーション推進機関ネットワークが設置した、外部有識者による審査委員会(※2)または全国イノベーション推進機関ネットワーク堀場雅夫賞選考委員会(※3)により、地域経済への波及効果、地域資源の活用度、取組の独自性や、創意工夫・熱意等の独自性・モデル性等の観点を踏まえて、公正に行われ、別紙のとおり各賞の受賞事業・事業者が決定しました。

3.経済産業大臣賞の受賞事業・受賞者について

地域の資源や特性を活かした新事業・新産業の創出につながり、先導的かつ具体的な成果を生み出している、最も優秀な取組として、以下の受賞事業・受賞者が決定しました。

受賞事業

シックケア社会からスマートライフケア社会への変革を目指す COINSの『体内病院』プロジェクト

受賞者

公益財団法人川崎市産業振興財団

事業概要

川崎市産業振興財団が設立したナノ医療イノベーションセンター(iCONM)を中核とする研究拠点であるCOINS(Center of Open Innovation Network for Smart Health、コインズ)は、ウイルスサイズのナノマシンが体内を24時間巡回し、病気の予兆を見つけて治療を行い、体外に情報を直ちに知らせる未来の医療技術である「体内病院」の開発に取り組んでいる。川崎市では、「世界で最もイノベーティブな拠点」を目指しiCONMを中核として、産学官が連携し、ナノテクノロジーを駆使した研究開発と社会実装を進めている。また、市民公開講座の開催や、かわさき宙と緑の科学館での展示・ワークショップ、市のブランドメッセージとしての情報発信、日本科学未来館と連携したアウトリーチ活動等の積極展開を通して、市民と対話しながらプロジェクトを推進している。

4.表彰式

日時

令和4年6月14日(火曜日) 15時00分から16時00分

場所

TKPガーデンシティ御茶ノ水 三井住友海上駿河台新館3階
 
※ 表彰式の取材を希望される場合は、一般財団法人日本立地センター(地域イノベーション部:03-3518-6973)まで、直接お問い合わせください。

関連資料

関連リンク

担当

地域経済産業グループ 地域企業高度化推進課長 荒木
担当者:榎本

電話:03-3501-1511(内線 2771)
03-3501-0645(直通)
03-3501-6231(FAX)

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