首相官邸・新着情報

閣議の概要について

 閣議の概要について申し上げます。一般案件等10件、法律の公布、政令、人事が決定をされました。大臣発言として、総務大臣から「消費者物価指数について」、外務大臣から「スリランカにおける人道状況の悪化を受けた緊急無償資金協力について」、経済産業大臣及び国土交通大臣から「特殊会社の長の人事について」、岸田総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理等について」、それぞれ御発言がありました。
 閣僚懇談会においては、農林水産大臣から「米の消費拡大について」、御発言がありました。

最高裁長官等の人事について

 次に、本日の閣議で決定した最高裁長官等の人事について申し上げます。大谷直人最高裁長官が定年退官されることに伴い、その後任として最高裁判事、戸倉三郎氏を指名すること等を決定いたしました。戸倉氏は裁判実務の豊富な経験を有するほか、最高裁総務局長、事務総長、東京高裁長官等の要職を務められるなど、裁判所の組織運営にも精通し、最高裁長官として適任であると考えております。

岸田総理の京都府訪問について

 次に、岸田総理は、諸般の事情が許せば、明日5月21日に京都府を訪問する予定であります。具体的には、本年度中の業務開始を予定している文化庁の京都移転に係る準備状況を視察をいたします。あわせて、京都を拠点に活動する文化芸術関係者との意見交換会を行う予定です。

国家安全保障会議について

 次に、本日、国家安全保障会議及び閣議におきまして、「南スーダン国際平和協力業務実施計画の変更」が決定されました。これにより、国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への司令部要員としての自衛官の派遣期間が1年間延長されることになりました。南スーダンの平和と安定は、国際社会にとって重要な課題です。我が国としても国際社会の責任ある一員として、引き続き各国と協調して南スーダンを支援していくことは大変意義深いものであると考えております。

犯罪対策閣僚会議について

 次に、本日、犯罪対策閣僚会議を開催しました。会議では、「子供の性被害防止プラン2022」を決定するとともに、「公共空間化」するサイバー空間の安心安全の確保等について報告がありました。総理からは、児童の性的搾取等の撲滅に向け、決定したプランに掲げた取組を強力に推進すること、昨年秋に閣議決定した「サイバーセキュリティ戦略」を着実に実施するなど、サイバー空間の安全確保に万全を期すこと等について指示がありました。詳細については、この後、内閣官房副長官補室からブリーフィングを行う予定であります。私(官房長官)からは以上です。

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