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令和4年5月18日
ラモスホルダ東ティモール次期大統領と共に、記念撮影を行う三宅総理特使
ルアク東ティモール首相と握手をしながら記念撮影に応じる三宅総理特使

 5月18日、総理特使として東ティモール民主共和国を訪問中の三宅伸吾外務大臣政務官は、ジョゼ・ラモス=ホルタ次期大統領及びタウル・マタン・ルアク首相に表敬を行いました。概要以下のとおりです。

  1. ラモス=ホルタ次期大統領への表敬
  • (1)三宅総理特使は、約50分間にわたり、ジョゼ・ラモス=ホルタ次期大統領(H.E. Dr. Jose Ramos-Horta, President elect of the Democratic Republic of Timor-Leste)に表敬を行いました。三宅総理特使から、総理親書を手交しつつ、今般の大統領就任及び東ティモール独立20周年に祝意を表明した上で、自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を共有するインド太平洋地域の大切なパートナーとして、今後もインフラ協力や人材育成を含む経済協力、安全保障・防衛協力、人的交流等の分野で、二国間関係を一層発展させたい旨伝達しました。これに対して、ラモス=ホルタ次期大統領より、岸田総理大臣の特使としての来訪を歓迎する旨述べたほか、日本のこれまでの支援に謝意を表明した上で、両国の二国間協力を一層強化していきたい旨の発言がありました。
  • (2)さらに、両者は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現、ウクライナ情勢、東シナ海・南シナ海情勢、安保理改革等の地域・国際社会の諸課題についても引き続き連携していくことを確認しました。特に、ウクライナ情勢については、三宅総理特使から、ロシアによるウクライナ侵略は明白な国際法違反であり、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがすもの、また、主権や領土一体性は尊重されるべきであり、いかなる地域においても力による一方的な現状変更の試みには強く反対する旨述べました。
  1. ルアク首相への表敬
     三宅総理特使は、約50分間にわたり、タウル・マタン・ルアク首相(H.E. Mr. Taur Matan Ruak, Prime Minister of the Democratic Republic of Timor-Leste)に表敬を行いました。三宅総理特使から、今般のラモス=ホルタ大統領就任及び東ティモール独立20周年に対する祝意を述べたのに対し、ルアク首相より、独立以前から行われてきた日本の支援に感謝しており、人材育成分野を含め、更に二国間関係を強化していきたい旨述べました。また、両者は、ウクライナ情勢を含む地域・国際社会の諸課題への連携を確認しました。

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