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2022年5月18日

5月18日、萩生田経済産業大臣は、IAEA(国際原子力機関)のグロッシー事務局長と会談を行いました。ALPS処理水の安全性に関するレビューを含め、引き続き緊密に連携していくことを確認し、日本政府とIAEAとの協力の更なる強化について意見交換を行いました。

萩生田大臣は、5月18日(水曜日)、グロッシーIAEA事務局長と会談を行いました。

萩生田大臣からは、ALPS処理水の安全性に関するレビューにかかる協力、また、ALPS処理水の処分に関して国際社会への透明性の高い発信を含めIAEAから多大な支援をいただいていることに感謝を述べるとともに、継続的な情報発信を改めて要請しました。また、我が国とIAEAとの関係強化に引き続き取り組んでいく旨を述べました。

グロッシー事務局長からは、ALPS処理水の海洋放出について、今年2月に実施されたIAEAレビューは、国際専門家を含めて厳正に行われたものであり、非常に満足のゆくものであった、また、IAEAがレビューを行うことにより、世界中の人々がALPS処理水は公衆の健康や環境に悪影響を与えないと確信をもつことができる旨発言がありました。

さらに、両者は、原子力の持続的利用に向けた「人材育成」と「情報発信」について、現状や今後の取組について前向きな議論を行いました。萩生田大臣からは、女性の理工系研究者育成を日本として支援するために、IAEAマリー・キュリー奨学金プロジェクトに対して、今年度100万ユーロを拠出することを伝え、グロッシー事務局長から感謝の意が述べられました。

引き続きIAEAと日本政府による協力の実現に向け議論を進めていくことで合意しました。

担当

資源エネルギー庁
原子力発電所事故収束対応室調整官 田辺
担当者:泉井、飯塚、安良岡

電話:03-3501-1511(内線 4441)
03-3580-3051(直通)
03-3580-0879(FAX)

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