外務省・新着情報

令和4年5月15日
  1. ちょうど70年前の1952年5月15日、日本とイスラエルは、外交関係を樹立しました。
  2. 林芳正外務大臣とラピード・イスラエル国首相代理兼外務大臣は、この70周年となる機会を共に祝い、また今後のさらなる関係の発展を祈念して、共同ビデオメッセージを寄せました。

 (林大臣)
 日本国外務大臣の、林芳正です。
 (ラピード大臣)
 そして私は、イスラエル国外務大臣の、ヤイール・ラピードです。
 (林大臣)
 70年前の今日、私たちの友情と協力の歴史が始まりました。この記念すべき日を、親愛なるヤイール・ラピード閣下とともに、日本とイスラエルの外務大臣として祝うことができ、大変嬉しく、光栄に思います。
 (ラピード大臣)
 親愛なる林大臣、ありがとうございます。
 イスラエルと日本は、自由と寛容の価値観を通じて東西を結び付け、それぞれの地域における民主主義の先導者となっています。私たちの社会は、はるか昔から豊かな歴史と活気に満ちた文化をそれぞれ育んできました。
 両国の関係は、特に貿易とビジネスにおいて、ほんの数年で劇的に前進し、絶えず関係が拡大しています。
 (林大臣)
 イスラエルに進出している日系企業の数は過去6年間で3倍になり、その間、日本からの投資額も7倍に増加しました。このような発展を踏まえ、私は、両国の経済関係の新たな一章を切り開きその潜在力を開花させたいと考えています。
 (ラピード大臣)
 また、ますます多くのイスラエル人と日本人が交流を深めています。
 (林大臣)
 ここで、大きな喜びとともに、両政府がワーキング・ホリデー協定交渉の実質合意に達したことを発表いたします。この協定が両国民の交流を促進し、私たちの友好の絆が、今後何年にもわたって更に深まっていくことを期待しています。
 (ラピード大臣)
 今後、私たちは、イノベーションや新たな技術を通じて、そして民主主義、安全、平和への共通のコミットメントに忠実であることによって、両国と地域の利益のために更に緊密に協力していくことができると確信しています。
 (林大臣)
 次の10年を通じて、私たちは両国民の友情をより一層深めていくことができるでしょう。
 トダ・ラバ(ありがとうございます)!
 (ラピード大臣)
 (日本語で)ありがとうございます!


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