外務省・新着情報

令和4年5月13日
立ち話をする、林外務大臣とベアボック外務大臣の様子
日独外相会談の様子

 G7外相会合出席のためドイツを訪問中の林芳正外務大臣は、現地時間5月13日午前9時00分(日本時間同日午後4時00分)から22分間、アナレーナ・ベアボック・ドイツ連邦共和国外務大臣(H.E. Ms. Annalena BAERBOCK, Federal Minister for Foreign Affairs)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、G7議長国としてのベアボック外相のリーダーシップとおもてなしに謝意を表した上で、両大臣は、ウクライナ情勢を始め地域情勢やグローバルな課題に対応すべく、本年と来年のG7議長国として、日独が緊密に連携していくことで一致しました。
  2. 両大臣は、ロシアによるウクライナ侵略に関し、G7がかつてないほど緊密に連携し、迅速に対処していることを確認し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持に向けて、引き続き国際社会の取組を牽引するべく緊密に連携していくことで一致しました。
  3. 両大臣は、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であり、力による一方的な現状変更は世界のどこであれ認められないとの認識で一致しました。林大臣からは、先般の岸田総理の東南アジア訪問や、林大臣の中央アジア、モンゴル、フィジー、パラオ訪問の結果を紹介しました。
  4. 二国間関係について、両大臣は、先般の日独首脳会談において次回「2+2」の早期開催や日独政府間協議の立上げに合意したことなどを踏まえ、具体的な調整を進めることで一致しました。
  5. また、両大臣は、インド太平洋における日独間の連携を推進することで一致しました。

発信元サイトへ