首相官邸・新着情報

閣議の概要について

 閣議の概要について申し上げます。一般案件等8件、法律の公布、政令、人事が決定されました。大臣発言として、経済産業大臣から「外為法に基づくロシア連邦に対する制裁措置を実施するための輸出貿易管理令の改正」について、「特殊会社の長の人事について」、文部科学大臣から「教育未来創造会議の『我が国の未来をけん引する大学等と社会の在り方について(第一次提言)』の報告について」、それぞれ御発言があり、私(官房長官)から、「令和4年度補正予算の編成について」申し上げました。具体的には、5月17日に令和4年度補正予算の概算閣議を予定している旨申し上げ、各閣僚に御理解と御協力をお願いをいたしました。
 閣僚懇談会においては、岸田総理大臣及び牧島大臣から「デジタル原則を踏まえた一括的な規制・制度の点検見直し作業への協力依頼について」、それぞれ御発言がありました。

岸田総理の沖縄県訪問について

 岸田総理は、諸般の事情が許せば、明日5月14日から15日まで沖縄県を訪問する予定であります。具体的には、15日に開催される「沖縄復帰50周年記念式典」に沖縄会場にて参加します。本式典は5月15日に昭和47年の沖縄の本土復帰から50年を迎えるに当たり、政府と沖縄県の共催により開催されるものであり、岸田総理は政府を代表して式辞を述べられる予定であります。このほか、14日に糸満市の国立戦没者墓苑等で参拝、献花を、首里城で復元工事の視察や観光関連事業者等との車座懇談会を行うほか、15日に普天間飛行場や沖縄科学技術大学院大学等の視察を行う予定であります。詳細につきましては内閣府までお問合せをください。

新型コロナ対策に関する沖縄県へのリエゾンチームの派遣について

 次に、新型コロナ(ウイルス)対策に関する沖縄県へのリエゾンチームの派遣について申し上げます。新型コロナ(ウイルス)の新規感染者数は地域によって差が生じており、減少が続いている地域もありますが、連休中の人出の増加もあり、今後の動向に注意が必要です。引き続き平時への移行期間として、「全体像」で準備してきた保健・医療体制をしっかりと稼働させていくことを基本とし、重症者への対応や重症化防止を念頭に引き続き保健医療体制の維持・強化、ワクチン接種などを着実に進めていく考えであります。沖縄県については、新規感染者数が11日に過去最多となるなど足元で増加しており、病床・重症病床使用率も増加が見られます。こうした状況を踏まえ、本日より4月上旬と同様、官邸や各省幹部とホットラインで対応するリエゾンチームを沖縄県庁に派遣することといたしました。機動的な対応を可能とするよう、緊密な連携を図ってまいります。私(官房長官)からは以上です。

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