経産省・新着情報

2022年4月20日

3月17日(木曜日)に、京都府内で爆発火災事故(死亡2名、負傷1名)が発生しました。

1.事故の概要

3月17日(木曜日)に、京都府内で爆発火災事故(死亡2名、負傷1名)が発生しました。その時点では都市ガスに起因する事故であるかどうか不明でしたが、その後、地元の消防・警察関係者や独立行政法人製品評価技術基盤機構、事故に関連する事業者等により行われた原因調査の結果、ソフトコード(迅速継ぎ手あり)が外れかけた状態となったためにガスが漏えいした可能性があると判断されました。そのため、4月15日(金曜日)、ガス事業法に基づき、関西電力株式会社(法人番号:3120001059632)から中部近畿産業保安監督部近畿支部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。

また、同様の情報を本日、産業保安のホームページ に掲載しますので併せてお知らせします。

ガス事故の発生状況

事故発生日時:2022年3月17日(木曜日) 午前11時04分頃
事故発生場所:京都府
人 的 被 害:死亡2名、負傷1名
物 的 被 害:家屋損壊及びその他物損
事故概要:
一般集合住宅において、家屋損壊及びその他物損を生じ、事故発生住宅の居住者(需要家)2名が死亡し、他の住宅の居住者1名が負傷する爆発火災事故が発生しました。原因は、何らかの要因でソフトコード(迅速継ぎ手あり)がガス栓又は消費機器から外れかけた状態となったためにガスが漏えいした可能性があると推定されています。

供給事業者:関西電力株式会社(ガス小売事業者)
ガス種:13A
機器分類:ソフトコード(迅速継ぎ手あり)(推定)

(ソフトコードに係る参考情報)
製造者:不明
型式:不明
製造年月:不明

2.注意喚起について

ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者に連絡してください。
また、以下の項目についても実行してください。
  • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
  • 使用中の火気は全部消してください。
  • 火気は絶対に使用しないでください。
  • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。
  • 窓や戸を大きく開けてください。
ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカーへ連絡してください。
「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス・CO警報器)の設置をおすすめします。
  • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
  • ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。

経済産業省のHP にガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非ご覧ください。
ガスを安全に使用していただくために

担当

産業保安グループ ガス安全室長 岡本
担当者:長田、岡田

電話:03-3501-1511 (内線 4931~7)
03-3501-4032 (直通)
03-3501-1856 (FAX)

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