外務省・新着情報

令和4年4月13日

 4月13日、午後3時50分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、セルダル・ベルディムハメドフ・トルクメニスタン大統領(H.E. Mr. Serdar BERDIMUHAMEDOV, President of Turkmenistan)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ベルディムハメドフ大統領の就任に祝意を表するとともに、本年は、日・トルクメニスタン外交関係樹立30周年を迎える中、これまでも対日友好議連会長や二国間経済合同委員会議長として日本との関係発展に尽力してきた閣下と協力していくことを楽しみにしている旨述べました。これに対し、ベルディムハメドフ大統領は、日本はトルクメニスタンの重要なパートナーであり、今後も経済を含む幅広い分野で関係を発展させたいと述べました。
    双方は、日・トルクメニスタン外交関係樹立30周年を機に、経済・文化・人的交流などの幅広い分野でパートナーシップ関係を強化していくことで一致しました。
  2. 岸田総理大臣から、今般のロシアによるウクライナ侵略はウクライナの主権と領土一体性を侵害する重大な国際法違反であるとともに、力による一方的な現状変更の試みであり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序全体の根幹を揺るがす深刻な事態である旨指摘し、双方は、引き続き連携していくことを確認しました。
  3. また、双方は、ウクライナ情勢を受けた資源価格の高騰への対応についても意見交換し、岸田総理大臣から、トルクメニスタンがエネルギーの安定供給の観点から建設的な役割を果たすことを期待する旨述べました。

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