外務省・新着情報

令和4年4月9日
正面を向き、笑顔でロクシン外務大臣と肘タッチを交わす、林外務大臣の様子
日・フィリピン外相会談の様子

 4月9日、午後0時15分から約1時間半、林芳正外務大臣は、第1回日・フィリピン外務・防衛閣僚会合(「2+2」)に続き、テオドロ・ロクシン・フィリピン共和国外務大臣(Hon. Teodoro L. Locsin, Jr., Secretary of Foreign Affairs of the Republic of the Philippines)との間で会談及びワーキングランチを行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 総論

 冒頭、林大臣から、ドゥテルテ政権下で日・フィリピン関係が「黄金時代」を迎え、2017年に首脳間で約束した「5年で1兆円の官民支援」の目標を達成したことに加えて、両国初となる「2+2」が成功裡に開催されたことを歓迎しました。その上で、両大臣は、地域及び国際社会の諸課題に対する連携や、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて協力等を一層強化するための議論を行いました。

2 二国間協力

 ロクシン大臣から、南北通勤鉄道やマニラ地下鉄等、フィリピンにおける連結性向上のためのインフラ整備、新型コロナ対策、海洋協力等の分野における日本の長年にわたる協力に対する謝意、良好な二国間経済関係に対する評価が述べられ、両大臣は、これらの分野を含む今後の二国間協力につき議論しました。また、両大臣は、国連を含む国際場裡での両国の連携についても議論しました。

3 地域・国際情勢

 両大臣は、午前中の「2+2」における議論を受け、ウクライナ情勢や地域が直面する課題について、率直な議論を行いました。


発信元サイトへ