外務省・新着情報

令和4年4月7日
メラニー・ジョリー・カナダ外務大臣と会談前に握手を交わす林外務大臣の様子
日カナダ外相会談が行われる前に並んで座っている両外相の様子

 現地時間4月7日午後16時30分(日本時間7日午後23時30分)から40分間、NATO外相会合及びG7外相会合出席のためベルギーを訪問中の林芳正外務大臣は、メラニー・ジョリー・カナダ外務大臣(The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、両大臣は、昨年12月以来の対面での会談を嬉しく思う旨述べた上で、ウクライナ問題への対応を含め、G7の場等で日加間の緊密な連携が進んでいることを歓迎しました。
  2. 両大臣は、ウクライナ情勢や北朝鮮、中国等の地域情勢について意見交換を行いました。
  • (1)ロシアによるウクライナ侵略については、欧州にとどまらず、国際社会全体の秩序の根幹を揺るがす深刻な事態であるとの認識を共有しました。
  • (2)北朝鮮について、先月24日のICBM級弾道ミサイルの発射や「瀬取り」対応、拉致問題を含む北朝鮮への対応において引き続き連携していくことを確認しました。
  • (3)また両大臣は、中国をめぐる諸課題についても意見交換を行い、引き続き連携していくことで一致しました。
  1. その上で、両大臣は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持するため、日加間で「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた6つの優先協力分野において、具体的で力強い連携を進めていくことを確認しました。

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