外務省・新着情報

令和4年4月7日
ソフィー・ウィルメス・ベルギー外務大臣と、握手をしながら記念撮影を行う林外務大臣の様子
日ベルギー外相会談の様子

 現地時間4月7日午後0時45分(日本時間同日午後7時45分)から約20分間、NATO外相会合及びG7外相会合出席のためベルギーを訪問中の林芳正外務大臣は、ソフィー・ウィルメス・ベルギー王国副首相兼外務・欧州問題・対外貿易・連邦文化施設大臣(H.E. Ms. Sophie WILMES, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs, European Affairs and Foreign Trade and the Federal Cultural Institutions of the Kingdom of Belgium)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、ベルギーは日ベルギー友好議連会長として思い入れがある旨述べた上で、基本的価値を共有する戦略的パートナーであるベルギーと、ウクライナ情勢はもとより、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて緊密に連携していきたい旨述べ、両大臣は二国間関係に加え、国際場裡での連携を一層強化していくことを確認しました。
  2. 両大臣は、ロシアによるウクライナ侵略は、欧州にとどまらず、アジアを含む国際秩序全体の根幹を揺るがす深刻な事態であるとの認識を共有し、国際社会が一致して毅然と対応することの重要性を確認しました。また、両大臣は日米欧が引き続き緊密に連携して機動的に制裁措置を講じていくことを確認しました。
  3. また、両大臣は、先月24日のICBM級弾道ミサイル発射を含む北朝鮮への対応において引き続き連携していくことを確認しました。
  4. 林大臣から、EUによる日本産食品への輸入規制の早期撤廃に向けたベルギーの協力を求めました。

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