総務省・新着情報

会見発言記事
金子総務大臣閣議後記者会見の概要
令和4年3月22日

冒頭発言

  おはようございます。
  冒頭発言はございません。

質疑応答

令和4年度総務省所管予算案

問:
  今日、国会で新年度予算案が成立する見通しです。例年と比べて早いペースで審議が進んできたと思いますが、これまでの審議を振り返って、所管分野について十分な議論ができたと感じているか、大臣のご感想をお伺いします。
答:
  令和4年度総務省所管予算案については、デジタル田園都市国家構想の実現をはじめとした、岸田内閣の重要施策を総務省一丸となって実現するために必要な経費を計上しております。
  予算案の審議にあたっては、衆議院・参議院の予算委員会はもとより、総務委員会においても、地方団体の財源を確保するために極めて重要な法案である地方税法、地方交付税法について、各委員の地方に対する熱い思いをお伺いしながら、丁寧に審議をいただくなど、総務省所管分野において、活発にご議論いただいているものと認識しております。
  予算が成立したあかつきには、4月以降速やかに各施策を実行し、国民の皆様に安心と希望をお届けできるよう取り組んでまいります。

長野出張の感想等(テレワークの普及促進)

問:
  先日の長野視察について改めてお伺いします。視察のご感想と、テレワーク推進に向けたご所感をお願いします。
答:
  先週土曜日に、塩尻市において、テレワークを活用した就労支援事業であるKADOを視察させていただき、関係の方々との車座対話を行いました。
  KADOは、塩尻市が主体となり、テレワークを活用した地域での就労支援や雇用の創出のみならず、デジタル人材育成や女性活躍にもつながる先進的な取組として、まさに岸田内閣が進めるデジタル田園都市国家構想の実現に向けて、大いに参考とすべき事例であると感じました。
  総務省では、テレワークの普及促進に向け、専門家による無料相談、社労士会や商工会議所と連携した地域の中小企業・団体のテレワークの導入支援などに取り組んでまいりました。
  さらに、来年度には、総務省と厚生労働省のテレワーク支援の相談窓口を一本化できるよう、準備を進めているところです。
  今回の車座対話で伺った現場の声も参考にしながら、KADOのような取組がさらに発展し、他の地域にも横展開されるよう、関係府省とも連携をしながら、テレワークの一層の普及に向けてしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

長野出張の感想等(放送事業者との意見交換)

問:
  私も長野視察に関して質問です。先日のデジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会で、放送持株会社の出資や放送対象地域などに関する改革案、論点整理案が示されました。一方で、地方の地域性をどう認知するかが課題になっています。実際に大臣が現場を見られて、利用者と意見を行った上での改めてのご見解と、追加で何か議論すべき論点があれば教えてください。
答:
  先週土曜の長野県での放送事業者の皆様との意見交換会では、コロナ渦等で経営状況は非常に厳しいが、災害等における放送局の役割は依然大きく、地域独自の取組を進めようとしていること、長野県は特に山あいの地形のため、放送ネットワーク設備の維持が課題であり、対応が急務であることなど、様々な参考となるご意見をお伺いすることができました。
  有識者検討会の論点整理案については、今回の意見交換会で伺った点も含め、放送を取り巻く環境の急速な変化に対応するための様々な論点が盛り込まれており、非常に重要なものと受け止めております。
  今後、本検討会においては、今回の意見にもございました、放送ネットワーク設備の維持の問題などについて、どのように効率化を図っていくかなど、夏頃の取りまとめに向けて、集中的に検討を進めていただきたいと考えております。以上です。

問:
  会見を終了します。
答:
  はい。

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