外務省・新着情報

令和4年1月26日

 1月26日、公益財団法人日本国際問題研究所(JIIA)及びシンガポール国際問題研究所の共催により、第15回日本・シンガポール・シンポジウムが「地域協力における日本とシンガポールのパートナーシップ」をテーマとしてオンラインで開催されたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 本シンポジウムには、林芳正外務大臣及び河野太郎衆議院議員(日本・シンガポール友好促進議員連盟会長)を始め、政府、学界、メディア界、経済界の各界からオピニオン・リーダーが出席しました。本シンポジウムの共同議長は、日本側は佐々江賢一郎日本国際問題研究所理事長、シンガポール側はトミー・コー外務省無任所大使兼シンガポール国立大学政策研究所(IPS)特別顧問が務めました。
  2. 本年のシンポジウムでは、地域の情勢が大きく変動する中で、政治・安全保障や経済などの様々な分野において、日本とシンガポールがいかに協力と連携を深めていくかが議論の焦点となりました。冒頭、日本側から林大臣が、シンガポール側からビビアン・バラクリシュナン・シンガポール共和国外務大臣(H.E. Dr. Vivian BALAKRISHNAN, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Singapore)が、それぞれ基調講演(ビデオメッセージ)を行いました。
  3. その後、河野衆議院議員をコメンテーターに迎えて、菊池努・青山学院大学教授兼日本国際問題研究所上席客員研究員、サイモン・テイ・シンガポール国際問題研究所理事長、片田さおり・南カリフォルニア大学教授、マニュ・バスカラン・センテニアル・アジア・アドバイザーズ社CEOによるパネルディスカッションが行われ、今後の日・シンガポール関係について安全保障、経済連携、インフラ協力など様々な観点から報告が行われました。その上で、参加者の間で、引き続き様々な分野で二国間関係を強化させる必要があること、また両国の地域に対する更なる貢献が重要であることについて、認識が共有されました。

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