外務省・新着情報

令和4年1月21日
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 2022年はマレーシアが東方政策を開始して40周年に当たります。1982年に始まった同政策では、日本人の労働倫理、学習・勤労意欲、道徳、経営能力などが日本の発展の原動力であるとの考えの下、これらを日本から学ぶことで、マレーシアの経済・社会発展が目指されました。

 東方政策の下、数多くのマレーシア人留学生が日本の大学や高等専門学校に派遣されました。また、日本の民間企業や地方自治体、国際協力機構(JICA)が研修生を受け入れ、産業技術や経営スキルの習得を支援しました。これまでに日本に派遣された留学生やマレーシア人研修生は2万6,000人を超えます。東方政策により育まれた人材は、マレーシアの産業や社会の発展を支えてきただけでなく、日本とマレーシアの架け橋としても重要な役割を果たしてきました。

 日本とマレーシアは、同政策40周年を記念し、様々なイベントを開催します。また、一般の方々からも記念事業を募集し、共に同40周年を祝っていきます。


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