外務省・新着情報
令和4年1月12日
1月12日、午後2時40分から約25分間、林芳正外務大臣は、鈴木直道北海道知事の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林外務大臣に対し、北海道及び千島歯舞諸島居住者連盟（千島連盟）からの要望書が手交され、鈴木北海道知事から、北方領土問題の早期解決及び新型コロナウイルス感染症の影響により2年連続で実施が見送られた四島交流等事業の早期再開等についての要請がありました。
- これに対し、林大臣から、北海道及び千島連盟による北方領土返還要求運動及び北方墓参や自由訪問といった事業への協力に謝意を表すると共に、四島交流等事業については可能な限り早期に実施できるよう、できる限りの努力をしていくと述べました。
- また、林大臣から、元島民の方々の平均年齢が86歳を超える中、北方領土問題は一日も早く解決しなければならず、今後とも元島民の方々の思いに寄り添いながら、ロシアとの交渉に粘り強く取り組んでいく旨強調しました。