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 令和4年1月12日、岸田総理は、国会内で「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する国会報告を行いました。

 総理は、細田博之衆議院議長及び山東昭子参議院議長に報告書を手交し、次のように述べました。

「今日は衆参正副議長におかれましては、お時間を頂きましてありがとうございました。平成29年、当時安倍内閣の時代でありますが、衆議院におきましては6月1日議院運営委員会において、また参議院におきましては6月7日、天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会におきまして、それぞれ『天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に関する附帯決議』を頂いた次第でございます。
 その附帯決議の一に示されました課題につきまして、昨年3月、当時は菅内閣の時代でありますが、『天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議』に関する有識者会議を、清家篤(あつし)元慶応義塾塾長を座長といたしましてスタートさせていただきました。以来10回を超える回数を数えて有識者会議で議論を行っていただいてまいりました。
 今般、有識者会議において報告の取りまとめが行われました。政府としましては、これを尊重するとともに、衆参両院に対しまして御報告申し上げる次第でございます。衆参正副議長におかれましては、よろしく取扱いのほどお願い申し上げます。」

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