外務省・新着情報

令和4年1月11日

 1月11日、午後5時00分から30分間、林芳正外務大臣は、サルムサイ・コンマシット・ラオス人民民主共和国外務大臣(H.E. Mr. Saluemxay KOMMASITH, Minister of Foreign Affairs of the Lao People’s Democratic Republic)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林外務大臣から、両国間の「戦略的パートナーシップ」を更に強化すべくサルムサイ外務大臣と協力していきたい旨述べました。サルムサイ大臣からは、林大臣の就任に対し祝意が述べられました。
  2. 両外相は、昨年4月に発出した「日・ラオス戦略的パートナーシップの前進に向けた行動計画」の実施を通じて、両国関係の拡大・深化を図っていくことを確認しました。林大臣から、同計画実施の観点から、(1)ラオスの財政安定化に向けた取組、(2)新型コロナ対策、(3)空港機能改善に向けた機材供与を始めとする連結性強化、(4)主要産業である電力セクターの自律的な管理に向けた支援を今後も継続することを伝達しました。サルムサイ大臣からは、これまでの日本政府及び国民による支援に謝意が表され、両大臣はこうした協力の実施に向けて、協力していくことで一致しました。
  3. 両外相は、ミャンマー情勢について意見交換を行い、緊密に連携していくことで一致しました。また、林大臣から、東シナ海・南シナ海における力による一方的な現状変更の試みへの強い反対を表明しました。さらに、両外相は、1月5日の弾道ミサイル及び11日のミサイル発射を含む北朝鮮情勢についても意見交換し、拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き連携していくことを確認しました。

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