外務省・新着情報

冒頭発言

【林外務大臣】ただ今、大臣折衝の結果でございますが、外務省として重視をします2点が認められたところでございます。
 第一に、新型コロナウイルス感染症を始めとする感染症対策の主導、気候変動を含む地球規模課題への対応、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に不可欠なODA予算、これを約46億円。
 第二に、在留邦人の「最後の砦」であります在外公館施設の強化、在留邦人の保護・支援、そして外交・領事実施体制のデジタル化の推進に必要な予算。約18億円。
 これらの予算も活用して、更なる日本外交のフロンティアを切り拓いていきたいというふうに思っています。

質疑応答

【記者】今お話のありましたODA予算についてなんですれども、ODAについて、現状・課題等についてどのようにお考えかお聞かせください。

【林外務大臣】「自由で開かれたインド太平洋」、この実現のためにはですね、主にこの港湾・道路開発・航空等の分野における質の高いインフラ支援を通じた連結性と呼んでおります、連結性の強化、それから海上保安分野における機材の整備及び技術協力等に取り組んでいきたいという風に思っています。
 詳細は、また、事務方から説明させたいと思っています。

【記者】予算と関係ない話で恐縮なんですけれども、一部報道で山口県の副知事が大臣の選挙活動、後援会活動に関係したということで、近く書類送検されるという報道が今出ております。
 その件に関して、御自身の選挙でこのような事案が起こったことについて、大臣としてどのようにお考えでしょうか。

【林外務大臣】昨日の会見でも申し上げたとおりでございます。知事の御発言については承知をしておりますが、お尋ねの件は、この捜査機関の活動に関することでございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。

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