外務省・新着情報
令和3年12月21日
12月20日、日本政府は、アフガニスタンの人道危機に対処するため、同国及び周辺国に対して、令和3年度補正予算において総額約1.09億ドル（約118億円）の支援を実施することを決定しました。
- 今回の協力では、アフガニスタン及び周辺国のイラン、パキスタン、タジキスタン、ウズベキスタンに対して、16の国際機関等を通じ、保健医療、食料・栄養、保護、水・衛生の確保及び生計向上等のアフガニスタンの人々の人道状況改善に直結するニーズへの支援を実施します。
- 日本政府は、引き続きアフガニスタンの人々に寄り添う支援を行うとともに、地域の安定化に向け積極的な役割を果たしていく考えです。
（参考）国別支援額及び実施機関
（1）アフガニスタン：1億ドル
国連世界食糧計画（WFP）、国連児童基金（UNICEF）、赤十字国際委員会（ICRC）、国連開発計画（UNDP）、国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）、国際移住機関（IOM）、国連食糧農業機関（FAO）、国際赤十字・赤新月社連盟（IFRC）、国連地雷対策サービス部（UNMAS）、国連人間居住計画（UN－Habitat）、国連プロジェクト・サービス機関（UNOPS）、国連薬物・犯罪事務所（UNODC）、国連女性機関（UN Women）、世界保健機関（WHO）、国連人口基金（UNFPA）、欧州安全保障協力機構（OSCE）
（2）イラン：401万ドル
UNODC、UNFPA、WFP、UNHCR、IOM
（3）パキスタン：372万ドル
WFP、UNHCR、UNICEF
（4）タジキスタン：99万ドル
WFP、UNICEF
（5）ウズベキスタン：43万ドル
UNICEF