令和３年度第３回「運行管理高度化検討会」の開催

令和3年12月20日

　旅客や貨物の輸送の安全の確保のため、自動車運送事業者には、営業所に運行管理者を配置し、運転者に対する乗務前後の点呼や運行中の必要な指示等を行うことが求められています。他方で、近年、運行管理に活用可能な情報通信技術（ICT）の発展は目覚ましく、運行管理における安全性の向上、労働環境の改善、人手不足の解消等に向けた手段としてICTの活用が注目を集めております。
　こうした背景を踏まえ、国土交通省では、本年３月に「運行管理高度化検討会」を新たに立ち上げ、本検討会監督の下で実施する実証実験を通じて、遠隔点呼（IT点呼）の対象拡大に向けた機器の性能要件等、運行管理の高度化に向けた制度に関する検討を行うこととしました。
　今年度の第３回検討会では、遠隔点呼（IT点呼）に関する実証実験の進捗状況を踏まえて、制度化に向けた最終取りまとめ案について議論するともに、乗務後自動点呼の要件についても議論します。

 
１．日　　時　 ： 令和３年１２月２２日（水）１６：００～１８：００
２．会議形式 ： WEB会議（新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため）
３．議　　題　 ： （１）令和３年度運行管理高度化の検討スケジュールについて
                   　（２）遠隔点呼の制度化に向けた最終とりまとめについて
                   　（３）乗務後自動点呼の要件とりまとめについて
                   　（４）運行指示者の一元化の実証実験状況について 等
 ４．委員名簿 ： 別紙のとおり

会議は非公開ですが、冒頭のみWEB傍聴が可能です。傍聴人数に限りがあるため、各社１名に限定させていただくとともに、傍聴人数が上限に達した場合は先着順とします。WEB傍聴を希望される方は、１２月２１日（火）１８時までに以下の送付先にメールにて名刺のスキャンデータを添付してご連絡ください。期日までにご連絡頂いた方にWEB会議のURLを送付致します。
（送付先）hqt-jidoshaannsei★gxb.mlit.go.jp ※「★」を「@」に置き換えてください。