外務省・新着情報

令和3年12月11日
挨拶する日米両外相
写真撮影する両外相

 現地時間12月11日12時20分(日本時間11日21時20分)から25分間、G7外相会合出席のため英国を訪問中の林芳正外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken、 Secretary of State of the United States)と日米外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、両外相は、今回初めて対面で会うことができ大変嬉しく思う旨述べました。
  2. 両外相は、中国や北朝鮮等の地域情勢について意見交換を行いました。両外相は、一層厳しさを増す地域の安全保障環境に鑑み、日米同盟の抑止力・対処力の強化が不可欠であり、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。また、日米韓3か国の連携が重要との点で一致しました。
  3. 林大臣から、バイデン大統領のEASやAPEC出席やブリンケン国務長官の東南アジア訪問など、米国のインド太平洋地域へのコミットメントを示す姿勢を歓迎する旨述べました。その上で、両外相は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、ASEAN等との協力や豪印をはじめとする同志国間の連携を引き続き深化させていく旨確認しました。
  4. 両外相は、できるだけ早いタイミングで「2+2」を開催するべく調整していくことを確認しました。また、「2+2」の場でも、地域が直面する課題やその対応についてしっかり議論していくことで一致しました。
  5. 両外相は、在日米軍駐留経費負担に係る交渉の妥結に向けた日米間の最終的な調整を加速させることで一致しました。

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