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2021年12月10日

12月10日、萩生田経済産業大臣は、IAEA(国際原子力機関)のグロッシー事務局長と会談を行いました。引き続き緊密に連携しつつ、IAEA処理水安全レビューを含め、今後の協力を強力に進めていくことで意見が一致しました。

萩生田大臣は、12月10日(金曜日)、グロッシーIAEA事務局長とTV会談を行いました。萩生田大臣からは、ALPS処理水の処分に関して国際社会への透明性を確保する上でIAEAから多大な支援をいただいていることに感謝を述べるとともに、我が国とIAEAとの関係強化に取り組んでいく旨を述べました。

また、新型コロナ変異株の感染状況を受けた日本政府の対応を受けて、今月のALPS処理水の安全性に関する第1回レビューミッションは再調整となったが、オンライン会合で実質的にやりとりを進めていくことを伝えました。訪日ミッションを経て、このレビューに基づきIAEAは2022年に中間報告書(interim report)をまとめます。

加えて、ALPS処理水の処分は長期にわたる取り組みであり、日本政府としては実施状況を継続的に評価いただき、継続的な安全確保の状況を国際社会に透明性高く発信いただくよう改めて要請し、協力を確認しました。

さらに、今年8月の梶山前大臣とグロッシー事務局長の会談において提案された、原子力の持続的利用に向けた「人材育成」と「情報発信」の重要性を改めて強調するとともに、今後、引き続きIAEAと日本政府による協力の具体化に向けた議論を進めていくことで合意しました。

担当

資源エネルギー庁
原子力発電所事故収束対応室長 福田
担当者:田辺、安良岡

電話:03-3501-1511(内線 4441)
03-3580-3051(直通)
03-3580-0879(FAX)

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