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2021年10月27日

総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会電力・ガス基本政策小委員会において、2021年度冬季の需給見通し・対策を取りまとめました。今冬は、安定供給に最低限必要な予備率3%を確保できているものの過去10年間で最も厳しい見通しとなっております。無理のない範囲での効率的な電力の使用(省エネ)をお願いします。

1.背景・目的

電力需給対策に万全を期すため、電力広域的運営推進機関において、全国の電力需要が高まる夏と冬の電力需給について検証を実施しています。この検証結果を踏まえ、総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 電力・ガス基本政策小委員会(以下、小委員会)において、検証の妥当性の結果を確認し、需給見通し・対策を取りまとめています。昨日(10月26日)に開催した第40回小委員会において、2021年度冬季の需給見通し・対策を取りまとめました。

2.2021年度冬季の電力需給見通し・対策のポイント

(1)2021年度冬季の電力需給については、安定供給に必要な供給力はかろうじて確保できるものの、かなり厳しい見通しとなっていること、また、世界的に燃料・電力を取り巻く状況が厳しさを増していることも踏まえ、状況の推移をきめ細かにモニタリングしつつ、電力の安定供給の確保に万全を期します。

(2)電気事業者(発電・小売電気事業者)に対しては、供給対策・市場対策に関する要請を行います。また、需要家の方々に対しては、節電要請は行わず、ここ数年と同様に無理のない範囲で効率的な電力の使用(省エネ)への協力を呼びかけます。需要家の皆様におかれては、普段どおりの生活を続けていただきつつ、電力の効率的な使用を心がけていただくようお願いします。

関連資料

担当

電力・ガス事業部電力基盤整備課 電力供給室長 筑紫
担当者: 伊藤、嶋田

電話:03-3501-1511(内線 4761)
03-3501-1749(直通)
03-3501-8591(FAX)

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