外務省・新着情報

令和3年11月25日

 11月25日、午後5時から約40分間、林芳正外務大臣は、ラヴロフ、セルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ロシア連邦外務大臣(H.E. Mr. Lavrov, Sergey Viktorovich, Minister of Foreign Affairs of the Russian Federation)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、日露関係を重視しており、ラヴロフ大臣と意見交換を重ね、平和条約締結問題を含め、政治、経済、文化など、幅広く日露関係全体を互恵的に発展させていきたい旨述べました。これに対して、ラヴロフ大臣から、林大臣の就任に対し祝意が述べられました。
  2. 両大臣は、平和条約交渉、北方四島における共同経済活動、北方墓参及び四島交流等の事業、経済、人的交流、安全保障等の二国間関係について議論を行いました。
  3. また、両大臣は、ウクライナ、ベラルーシ等の地域情勢について意見交換を行いました。北朝鮮の核・ミサイル活動についても議論し、拉致問題については林大臣から理解と協力を求めました。
  4. 結びに、林大臣から、ラヴロフ大臣と対面でお会いすることを心待ちにしている旨述べたのに対し、ラヴロフ大臣も、早くお会いしたいと述べました。

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