外務省・新着情報
令和3年11月24日
11月24日、午後5時45分から約15分間、林芳正外務大臣は、ゴズィ・オコンジョ＝イウェアラ世界貿易機関（WTO）事務局長（Dr. Ngozi Okonjo-Iweala, Director General of the World Trade Organization (WTO）)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、オコンジョ＝イウェアラWTO事務局長から、就任の祝意が表明され、林大臣からは、オコンジョ＝イウェアラ事務局長が3月の就任以来、パンデミック対策、漁業補助金交渉等においてリーダーシップを発揮していることを高く評価している旨述べました。
- 林大臣からは、4年ぶりに開催される第12回WTO閣僚会議の成功に向けて、日本としても議論に貢献していきたい旨述べました。また、日本が共同議長を務める電子商取引交渉はWTOの将来にとって特に重要な分野である旨指摘するとともに、WTO改革について議論を進めていく必要がある旨述べました。
- これに対し、オコンジョ＝イウェアラWTO事務局長は、MC12の成功に向けた強い意欲を示し、林大臣とオコンジョ＝イウェアラ事務局長は、今後も緊密に連携していくことを確認しました。
（参考）第12回世界貿易機関（WTO）閣僚会議：概要
（1）日時：2021年11月30日（火）～12月3日（金）
（2）場所：ジュネーブ（各国出席人数を限定し対面開催）
（3）閣僚会議はWTOの最高意思決定機関。通常は2年に1度開催されるがコロナ禍により4年ぶりの開催（前回2017年はブエノスアイレス）。今回の議長国はカザフスタン。
（4）164のWTO加盟国の貿易担当大臣（もしくはその代理）が出席予定。