外務省・新着情報

令和3年11月24日
  1. 日本政府は、11月28日に実施されるホンジュラス大統領選等の公正な実施を支援するため、米州機構(OAS)の選挙監視団に選挙監視要員(在アルゼンチン大使館員1名)を派遣します。
  2. OASの選挙監視団は、加盟国及び日本を含むオブザーバー国から派遣される選挙関連の各分野の専門家等で構成され、ホンジュラス国内全県で監視活動を行います。今回の大統領選挙は、フアン・エルナンデス大統領の任期満了に伴い実施されるものです。
  3. ホンジュラスの今後の民主主義の強化・発展にとって極めて重要な選挙であり、我が国からの継続的な選挙監視要員の派遣が、同選挙の透明かつ公正な実施に貢献することが期待されます。

[参考]

  • (1)ホンジュラスは、1963年以降軍政が続いたが、1981年に総選挙が行われ1982年に民政移管が実現。それ以降、二大政党(国民党及び自由党)による政権運営が続いた。
  • (2)2009年に軍がセラヤ大統領(当時)を国外追放するクーデターが発生。国際社会から孤立したが、2011年に米州機構(OAS)に復帰し、関係諸国との外交関係はおおむね正常化。
  • (3)2013年選挙は、自由党から分裂したセラヤ派が新政党(リブレ党)を設立する等、多政党による大統領選挙が実現し、エルナンデス現大統領(国民党)が選出された。なお、同大統領は2017年選挙で再選され現在連続二期目(任期4年)。

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