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 令和3年11月20日、岸田総理は、防衛省で開催された令和3年度自衛隊殉職隊員追悼式に参列しました。

 総理は、黙とうを捧(ささ)げ、追悼の辞を述べた後、献花を行いました。

 総理は、追悼の辞で次のように述べました。

「令和3年度自衛隊殉職隊員追悼式に当たり、国の存立を担う崇高な職務に殉ぜられた自衛隊員の御霊(みたま)に対し、ここに謹んで、追悼の誠を捧げます。
 この度、新たに祀(まつ)られた御霊は、18柱です。
 我が国の、領土、領海、領空、そして、国民の生命と財産を守り抜く自衛隊員として、その強い覚悟と責任感を持って、職務の遂行に全身全霊を捧げた皆様は、我が国の誇りであります。
 そのような皆様を失ったことは、自衛隊にとって、そして我が国にとって、正に痛恨の極みです。
 大切な御家族を失われた御遺族の皆様は、大変お辛い思いをされたと思います。御家族の皆様の深い悲しみや、無念さに触れる時、この上なく悲痛な思いに至ります。
 このような不幸なことが、再び起こることのないよう、私たちは、最善の努力を尽くしてまいります。
 ここに祀られた2,019柱の御霊に対し、改めて、心より敬意と感謝の意を表します。
 御霊は、国のために尽くし、立派に使命を全うされ、大きな足跡を残されました。私たちは、その勇姿と名前を、永遠に心に刻み付けてまいります。
 そして、その尊い犠牲を無にすることなく、御遺志を受け継いでまいります。国民の命と平和な暮らしを、断固として守り抜き、世界の平和と安定に貢献するため、全力を尽くすことを堅く誓います。
 今一度、御霊の安からんことを、そして、御遺族の皆様の御平安と、末永い御健勝を心よりお祈り申し上げ、追悼の辞といたします。」

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