外務省・新着情報

令和3年10月28日

 10月28日(現地時間27日)、キューバ共和国の首都ハバナにおいて、我が方、平田健治駐キューバ共和国日本国特命全権大使と先方、ブランダオ・コUNICEFキューバ事務所代表(Dr. Brandão Có, UNICEF Resident Representative in Cuba)との間で、無償資金協力「新型コロナウイルス感染症危機に対する保健医療能力強化計画(UNICEF連携)」(供与額3.26億円)に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. キューバにおける新型コロナウイルス感染拡大は依然として深刻であり、ワクチン接種対策の強化が急務となっていますが、長きにわたる米国の経済制裁やコロナ禍による観光産業・投資の落ち込み、外貨不足等により、コールドチェーンを含む保健医療機材等の確保が困難な状況にあります。
  2. この協力は、キューバにおいて、新型コロナウイルス対策としてのコールドチェーンを含む保健医療機材の整備や、保健医療関係者の能力強化を行うものです。この協力により、キューバの保健医療体制の強化を図り、もってキューバの持続可能な開発に寄与することが期待されます。
(参考)キューバ共和国基礎データ

 キューバ共和国は、面積約11万平方キロメートル(本州の約半分)、人口約1,133万人(2019年、世界銀行)、1人当たり国民総生産(GDP)8,821米ドル(2018年、世界銀行)。


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