(令和3年9月10日(金)10:50~10:54 於)復興庁記者会見室)

1.発言要旨

  冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)総裁選のことで伺いたいんですけれども、本日、菅内閣の閣僚の一員でもあります河野大臣が立候補を表明する予定になっております。1年間、同じ内閣で仕事をされてきたということで、何か受け止めがありましたらというのと、その総裁選の構図が固まりつつありますけれども、候補者に対する復興政策の何か期待とかありましたらお願いいたします。

(答)復興政策ですか。まだ候補者が全部そろっておりませんので、あまり言うことはできませんけれども、いずれにしましても、復興は日本国民全体の問題なので、復興庁あるいはそういった一部のところの仕事というふうに思わないで、内閣を挙げて、政府を挙げてこの問題に取り組んでいただきたいなと思います。

 私が菅総理に初めて復興大臣をやってくれと言われた時、菅総理が言われたのは、「福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし」と、それから「全閣僚は復興大臣と思ってやってくれ」ということでした。

 いずれにしましても、この復興の問題というのは、これは福島とか東北だけの問題じゃなくて、日本全体の問題ですので、どなたが新しい総理になられようと、そういったお気持ちで政府が総力を挙げて取り組んでもらいたいなと思っております。

(問)河野大臣の立候補については、何か受け止めはありますでしょうか。

(答)いや、河野大臣は私と当選同期ですので、親しくさせていただいたし、皆さん懇意にさせていただいている方ばかりでございまして、どなたがなっても立派にこの日本を引っ張ってくれると思いますけれども、復興のほうもしっかりやってくれるように、新しく総理になられた方には申し上げさせていただこうと思っています。

(問)お疲れさまです。

 このたび総裁選に立候補された高石早苗氏なんですけれども、政策の中に、処理水の放出について、風評被害を広げる可能性があって、リスクがある限りは決断しないというような慎重な姿勢を示されました。また、復興庁自体についても、全国レベルでの対応ができるような機能の拡充も掲げていらっしゃったんですけれども、その意見について、支持する支持しないは関係なく、この問題意識について、大臣としてどのように受け止められるのかについてお願いします。

(答)まだ正式に全部の候補者がそろったわけでもありませんし、私自身が報道で一部、今の話を伺っているだけでございますので、詳細は避けますけれども、いずれにしましても、候補者の方が復興問題に関心を持ってくださるということは、大変にありがたいことなので、そういった候補者の方がそういった問題をいろいろ取り上げてくだされば、それを基に、国民的に議論して、今後復興をさらにいい方向にもっていけるんじゃないかなと思いますので、是非これからいろんなテーマについて議論されると思いますけれども、その中の一つに、是非復興の問題というのを取り上げていただきたいなと私は思っています。

    
(以  上)