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2021年8月4日

経済産業省では、「情報化促進貢献個人等表彰」の推薦公募を7月5日(月曜日)から実施しているところですが、新型コロナウイルス感染拡大予防等の状況に鑑み、応募書類作成の期間を確保するために、応募締切日を、令和3年8月6日(金曜日)から同年8月13日(金曜日)までに延長します。引き続き、皆様からの御応募をお待ちしています。

1.情報化促進貢献個人等表彰の趣旨

本表彰は、経済社会の情報化の促進に貢献したと認められる個人、企業等を表彰することにより、国民の情報化に対する認識を高めるとともに国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与することを目的とするものです。1972年から継続的に実施しており、本年度で50回目となります。

2.表彰の対象の概要

本表彰の趣旨は下記のとおりです。
表彰の対象や推薦の要件等の詳細は、別添の推薦要領をご参照ください。

情報化促進貢献個人等表彰(経済産業大臣表彰)

高度な情報処理技術の研究・開発、高度IT人材の育成、ITの活用が遅れている企業へのITの導入、ITを活用した社会課題の解決等、又は情報処理の安全の確保について、先導的役割を果たした、又は顕著な成果をあげたと認められる個人・企業等を表彰します。

今年度は以下の四つのテーマについて推薦公募を行っています。

(1)情報技術を用いた遠隔・非対面・非接触対応への貢献

感染リスク軽減のため、情報技術を用いた①非対面・非接触化、②遠隔でのサービス提供やテレワーク実現、その他の感染症拡大に伴う新たな社会ニーズへの対応に貢献した個人及び企業、プロジェクトやチームを表彰する

(2)我が国の教育現場における新たな学び方の構築への貢献

教材や教育手法の開発・普及を通じた、学習者中心の環境構築に貢献した個人及び企業、プロジェクトやチームを表彰する

(3)「新たな日常」を支える安心・安全な生活の実現への貢献

高度な情報技術の研究・開発や利活用を通じて①防災、②サイバーセキュリティ対策等、安全・安心な社会の構築に貢献した個人及び企業、プロジェクトやチームを表彰する

(4)社会活動等を通じた業界や情報政策立案・策定への貢献

①非営利団体・業界団体等での活動を通じた産業の発展や、②審議会・委員会活動等を通じて情報政策の立案・策定に貢献した個人及び企業、プロジェクトやチームを表彰する

3.募集期間 ※当初の募集期間より1週間延長しました!

令和3年7月5日(月曜日)~ 8月13日(金曜日)

4.発表・表彰式

・受賞者は、10月上旬を目途に当省のHPにて発表いたします。
・本年度の表彰式の開催の有無等については、新型コロナウイルス感染症の状況等に鑑み、9月中を目処に決定・連絡させていただく予定です。

5.過去の経済産業大臣賞受賞例

株式会社ミスミグループ本社(令和元年度受賞)

板金や切削部品等の機械加工品の設計データをアップロードするだけで、AIが即時自動見積もり、最短1日での出荷を実現する、部品調達プラットフォーム「meviy」を開発し、国内製造業企業に広く展開することで、非効率であった部品調達プロセスの大幅な短縮を実現した。本サービスは、デジタル技術を用いた業務プロセスの抜本的改革を可能にしており、デジタルトランスフォーメーションの好事例と言える。

東北大学 情報知能システム研究センター(令和元年度受賞)

課題先進地である仙台・東北地域において、現場に足を運び地域や企業等が直面している課題を正確に把握・具体化したうえで、状況に応じて適切な大学のシーズを紹介するというニーズオリエンテッド型の産学官連携プロジェクトを推進し、超音波エコー画像による魚の雌雄判定自動化装置の開発等の先端技術を用いて地元水産業を始めとした地域課題の解決に貢献した。

サイボウズ株式会社(令和二年度受賞)

業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」を通じた自治体及び厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策業務の効率化の支援や、新聞広告・テレビCMを通じたコロナ禍におけるテレワークの重要性の社会への訴求などを通じて、新型コロナウイルス感染症への情報技術を活用した対策を行うにあたって大きな貢献を果たした。

株式会社SIGNATE(令和二年度受賞)

経験学習や上位者からの学びなど従来にないコミュニティ型の教育手法を用いた国内最大規模のAIコンペティションサービスを提供し、実産業課題・データを用いたAI人材の育成と企業課題の解決の双方に資するエコシステムの構築を果たした。

関連資料

担当

商務情報政策局情報技術利用促進課長 田辺
担当者: 松本、内田、粕谷

電話:03-3501-1511(内線 3971~6)
03-3501-2646(直通)
03-3580-6073(FAX)

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