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令和3年8月23日(月曜日)
文化

 今般、文化審議会において、高輪築堤跡を、「旧新橋停車場跡及び高輪築堤跡」として史跡に指定することが答申されたことを、大変喜ばしく思います。

 高輪築堤跡は、明治日本の近代化を理解する上で大変重要な遺跡であり、私も本年2月に視察し、5月には菅内閣総理大臣にも御視察いただきました。
 本年3月には、文化審議会から「速やかに史跡指定に取り組むべき」との建議が出されるとともに、「明治150年」関連施策アドバイザーなどからも保存を求める意見書が提出されました。そうした中、6月に港区から史跡指定の意見具申があり、今回の答申に至ったものです。

 文部科学省として、地元港区及び所有者であるJR東日本をはじめとする関係各位と連携しながら、国民共有の文化財として貴重である高輪築堤跡が、今後、史跡として適切な保存と活用がなされるよう努めてまいります。

        令和3年8月23日
文部科学大臣 萩生田 光一

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