首相官邸・新着情報

 令和3年8月3日、菅総理は、総理大臣官邸で第5回気候変動対策推進のための有識者会議を開催しました。

 会議では、産業界からのヒアリング等が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日は、産業界の方々から、気候変動対策について、貴重なお話を頂きました。ありがとうございます。
 CO2を排出しない水素を用いた製鉄や、我が国の独自技術による燃料アンモニアの製造といった技術革新に向けた取組、そして省エネや再生可能エネルギーの導入によって、企業単位で脱炭素化を目指す取組など、企業の方々が、業種を問わず、脱炭素化に向けて懸命にチャレンジしていただいている、その具体的なお話を伺いました。
 気候変動が待ったなしの課題であるとの認識が広がり、グリーン化の波が、幅広く経済・社会に押し寄せる中、新しい投資やイノベーションにつなげていくことで、我が国経済を力強く成長させることができると確信いたしております。
 グリーン社会の実現を、強い日本経済を作っていく原動力の一つに掲げ、予算、税制を大胆に重点化し、思い切った規制改革を進め、あらゆる施策を総動員してまいります。
 カーボンプライシングについても、産業競争力の強化やイノベーションにつながるよう、成長に資するものについては、躊躇(ちゅうちょ)なく取り組みたいと思います。
 これから、来年度の予算編成、税制改正の議論が始まります。各大臣におかれては、施策の具体化、加速化にリーダーシップを発揮していただきたいと思います。
 本日はありがとうございました。」

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