令和3年8月3日

 ラオスにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、日本からの支援の一環として、日本国内で製造したワクチン計約60万回分をCOVAXファシリティを通じて供与します。これらのワクチンは、8月3日に日本からラオスに向けて空輸される予定です。

 ラオスでは、4月に新型コロナウイルスの市中感染第2波が発生し、また、7月以降に近隣国から帰国した者の感染事例が急増しており、ワクチン接種は喫緊の課題となっています。

 今般のワクチンの供与により、ラオスにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与することが期待されます。我が国は、新型コロナの一日も早い収束に向けて、引き続き関係国や国際機関と連携して様々な支援を実施していく考えです。

 8月2日現在、ラオスにおける新型コロナウイルス感染状況は、累計感染者数6,765人、死亡者数7人。7月に入り近隣国からの帰国者の感染が急増、帰国者の多くが到着する地方各県で医療体制が逼迫した状況となっている。