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第44回独立行政法人評価制度評価部会 議事概要

日時

令和3年7月8日(木)15:30~16:30

場所

ウェブ会議にて開催

出席者

(委 員)原田久評価部会長、高橋伸子評価部会長代理、天野玲子委員、金岡克己委員、島本幸治委員、浜野京委員、南雲岳彦臨時委員、河合晃一専門委員、清水剛専門委員、横田響子専門委員
(審議協力者)樫谷隆夫 樫谷公認会計士事務所所長
(事務局等)阪本官房総括審議官、方管理官他

議事

  1. 中(長)期目標の変更について(諮問案件)
  2. 「独立行政法人制度改正フォローアップ調査」の結果について(速報値)
  3. 役員の業績勘案率の点検結果について【非公開】

配布資料
資料1-1
資料1-2
資料1-3
資料2
各府省から通知のあった業績勘案率

議事概要

(1) 中(長)期目標の変更について、審議の結果、案のとおり了承された。審議における委員の主な発言は以下のとおり。

○ 独法が、専門性や人材などの強みを活かし、困難な社会課題の解決に向け、チャレンジングな事業に積極的に取り組んでいただくことは重要。
 一方、独法の運営に公費が投じられていることを踏まえれば、事業の実施が適切なものであったかを分析評価するとともに、国民に対する説明責任を果たしていく必要。
 昨年末には会計検査院からも繰越欠損金について指摘があったところであり、主務省及び法人においては、引き続き意欲的な取組を進める一方で、ガバナンスの確保や国民への説明にもしっかりと務めてほしい。

○ 業務が増える一方で人員が増えず苦労している法人が多い。今後の目標変更においては、主務省において、業務のスクラップアンドビルドにしっかり取り組んでほしい。

(2) 「独立行政法人制度改正フォローアップ調査」の結果(速報値)について、事務局より説明が行われた。審議における委員の主な発言は以下のとおり。

○ C以下の評価が続いている法人では、主務省・法人間のコミュニケーションが不足している傾向がみられるなど、評価と法人の業務運営状況との間に際だった関連があれば改善の糸口になるので、そういった分析もしてみてもらいたい。

○ A以上の評定を付けることが難しい業務があると回答している法人が多数あるので、どういった傾向を持った法人がA以上の評定を得にくい業務を抱えているのかといったことなどを事務局と協力しながら分析していきたい。

○ 新たな独法制度においては、理事長のトップマネジメントが重要。理事長のトップマネジメントが行き渡るよう内部統制が機能しているか、確認してほしい。

○ 内部統制については、企業のコーポレートガバナンスコードやCOSOのフレームワークと比較して判断してほしい。

 (3) 役員の業績勘案率の点検結果については、審議の結果、意見を述べないことが決定された。
以上

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